こんにちは。オガケンです
この記事は母校に帰ったときに現受験生から「部活をやっているときに勉強があまりできなかったので、基礎ができていないのですがどうしたらいいですか」と聞かれたことをきっかけに書いています
僕も同じことを受験期に思っていました。でも、受験期に思ったのは部活をやっていた人はめちゃめちゃ優秀なスキルを持っているということです
部活をやっていて気ぞができていないなと思っている人は過去は変えられないので、この記事を読んで自分が今持っているものに目を向け、迷わずに勉強を進めていきましょう
(この記事での部活は運動部を想定しています)
こんな方におすすめ
- 部活生だった受験生
- 受験をしようと思っていて、今部活をしている人
集中力が高い
集中力は汎用性抜群のスキル
部活生は集中力が高いです
部活の練習で濃い練習をするために集中力を磨いてきたでしょうし、試合のときには自分の最大限の力を発揮するために集中力を高める方法を知っていると思います
集中してやったことがいい結果を生み出してくれた経験もあるでしょう
部活で培った集中力は必ず勉強にも反映されていきます

部活のときに使っていた集中法を思い出してみよう
部活のときにどんな時間、どんな行動で自分の集中力が上がるのかを思い出してみてください
チームのために、自分のために最高パフォーマンスを出しせるように集中力を高めて頑張ってきたはずです
どんなものを食べるか、どんな準備をするか、どんな時間に寝て、起きてきたか、部活でやってきた集中法は勉強にも応用が利きます
僕は試合前にやっていたゲン担ぎを試験前には必ずやっていて、そのおかげで試験に集中するスイッチが入れることができていました
勉強とスポーツはどちらも自分の集中力を高めることが超重要です
自分の今までの経験を活かして集中力を上げ、試験や日ごろの勉強に臨めば、帰宅部のガリ勉に負けることはありません

自分の体に対する感度が高い
部活生は自分の体を知っている
部活生は自分の体について詳しいです
部活生は日々体を動かす中で自分の体と向き合う時間を十分にとってきています
「今日は調子悪いな」とか「あんまり今集中できていないな」とかを感じる感度が高いのです
このスキルは学力を上げるためにめちゃめちゃ使えます
時間配分に感度が活きる
学力を効率よく上げるためには、時間の配分が重要です
どのくらいの時間をどの教科に充てるか、どのくらい休憩するか、いっそ勉強をやめるかという選択を日々効率的に下していくことで、効率的に学力を上げることができます
時間配分の選択をする基準として体に対する感度は使えます
自分が体調いいか、集中できているか、どのくらい空腹なのかなどの感度が高いと自分が今どんな選択をしたらいいのかがわかります
特に休憩をどんなタイミング、どのくらいとるかはこの感度に依存する部分が大きいと僕は思っていますし、僕は自分の体に合わせて休憩時間と勉強時間を決めていました

体に向き合う機会は部活をやっていないと少ない
部活生は日々自分の体に向き合って、体調管理、集中力管理をしています
その中で感度が研ぎ澄まされるので、普通の人よりも感度が上がっていることは間違いありません
この感度を有効に利用して正しい選択をしていけば部活生でない人より効率的に学力を上げることができます
存分に使っていきましょう
単純に体力がある
体力は単純かつ最強のスキル
わかっている人が多いと思いますが、非常に強力なのが体力です
ひとつ前に休憩をいつとるかの選択が重要だと言いましたが、勉強時間は体力によって上下する部分があります
体力があればそれだけ勉強時間を多くとることができるし、休憩の回数や時間を少なくすることができます
勉強時間を多くとることができる体力はこれ以上ない最強スキルだと僕は思います

体力が活きるのは受験勉強に慣れてから
ここで間違えないようにしてほしいのは、体力が勉強時間に影響してくるのは勉強の習慣ができてからのことです
部活を引退してすぐは日ごろから長時間勉強する習慣が欠けているので勉強するとすぐに疲れてしまうのは当然のことです
それはしょうがないことなので習慣がつくまで脳に負荷をかけ、慣れさせていくことは必要です
僕は習慣がつくまでおよそ3か月ぐらいかかったなと思います
僕の場合はほんとに勉強してこなかったので慣れるのは遅かったですが、部活をしている間も勉強を少しでも取り入れていればもっと習慣づくのは早いはずです
習慣がついてからは部活で培った体力が大いに役立つので慣れるまでは耐えです

時間の使い方が最強レベル
勉強時間が少なかったのはよいことです
部活生には時間がありません
でも、その時間のなさはやるべきことの取捨選択と効率性を強制するものなので、時間の使い方を最強レベルまで引き上げてくれます
部活をしているときは時間がないのに、すきまの時間でやったり、寝る間も惜しんでたったり、ときには友達のを写したりして課題をこなしてきたでしょう
僕もどうにかこうにか課題をこなし、予習をしてきました(しないことも多々あったけれども)
そうした経験は自分の時間の使い方にいい影響を及ぼしていることは間違いないので、部活が終わって使える時間が広がったときに存分に活かされます
フルに活用して周りの人より濃い時間の使い方をしていきましょう

まとめ
ポイント
・集中力が高い、集中する方法を知っている
・自分の体に対する感度が高い
・単純に体力がある
・時間の使い方が最強
僕らの人生を左右したり、決定するのは事実ではなく、その事実に対する捉え方です
「部活をしていた」という事実に対して、「勉強時間が少なかったから受験に不利なんだ」ととらえることも「受験に使える最強スキルを身に着ける期間だったんだ」ととらえることもできます
起こった事実に対しては変えることはできません。でも、その捉え方については変えられます
この記事を読んだあなたが「部活は受験に役立つなあ」と少しでもとらえてくれたら嬉しいです