この記事を読むと
- 勉強場所が最適化できて、効率が上がる
- 集中できる勉強時間が長くなる
- 成績が上がって、自信がつく
こんにちは。E判定から京大に現役合格した経験のあるオガケンです(@ogaken612)
勉強するときには、やる気とか眠気とか目的とかの自分の内面で決定される要素も重要ですが、勉強するときの環境も同じくらい重要になります
あなたは、どこで勉強していますか?
図書館でしょうか、自分の部屋でしょうか、それともカフェでしょうか
それぞれ日常で勉強している場所は違うでしょうが、そこは本当に効率的に勉強できる場所なのでしょうか
この記事では、本当に効率的に勉強できる場所を紹介していきたいと思います
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効率的に勉強するための基準
効率的に勉強できる場所の基準としてこの記事では、2つ考えたいと思います
・孤独か集団か
・インプットかアウトプットか
僕の考える全てのメリットがそろっている場所はないと思うので、どのメリットを重視するかであなたの勉強場所は変わってくると思います
孤独か集団か
孤独か集団かというのは、一人で勉強するか、周りにひとがいる状況で勉強するかということです
この両者には、それぞれのメリットがあります
一人で勉強する場合には、一人で勉強するのでどんなことをしてもまわりの迷惑になることがありません
ぶつぶつ独り言を言いながら、勉強することも可能ですし、お菓子を食べながら勉強することも可能です。勉強する際の自由度が高く、まわりを気にしながら勉強する必要がないことがメリットとなります
集団で勉強するときには、「ピアプレッシャー」が働くことがメリットです
ピアプレッシャーとは、周りに影響されて自分の行動が変わることです
自分が勉強に疲れたときに、周りに頑張っている人がいれば「あの人も頑張ってるから俺ももっと頑張ろう」という気になりますよね。これがピアプレッシャーです。
周りに同じように受験勉強をしているひとがたくさんいる図書館や意識高い人が多いカフェなどで勉強すると自分の気持ちが切れそうになった時には周りの人の無意識な影響が自分を救ってくれます
しかし、このピアプレッシャーは、逆にも働きます。
放課後の教室で勉強するときに周りの人がだべっているとだんだん勉強する気がなくなることがあるように、まわりの人が頑張っていなければ、自分もその雰囲気に引っ張られてしまいます。
「自分はそんなことない!」と思っている人もいるかもしれませんが、試しに集中できている時間を計ってみてください
僕が実際に計ったときは、周りのひとがしゃっべていた教室で20分。受験勉強している人がたくさんいる図書館で90分でした。
僕自身あまり周りに影響されずに勉強できる方だと思っていたのですが、4倍以上も差が出てしまいました
「お前の意志が弱いんだろ」と言われたらそれまでですが、僕の経験以外にもそういった研究があって確立されている理論なので、さっさと場所を変えてしまった方が無難でしょう
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インプットかアウトプットか
インプットとアウトプットというと意味がいろいろあると思うので、この記事では下のように定義しときます
インプット=単語を覚えるなどの暗記系、予習復習などの情報を頭に入れる勉強
アウトプット=過去問を解いたり、参考書の問題と解いたりと頭にいれた情報を使って、問題に取り組む勉強
インプットをするかアウトプットをするかで適した勉強場所は異なります
インプット
インプットをするときはなるべく多くの感覚を使って勉強した方がいいです。
人は違う感覚で学びとったものを結びつける能力があるので、多くの感覚で勉強すると効率的に身に付きます
一番お勧めなのは、ジェスチャー+音読です。
単語を身振り手振りで表現しながら覚えようとすると、表現するときに手など体全体を使うのに触覚を使い、そのジェスチャーを見るのに視覚を使い、単語を読んでいる声を聴くのに聴覚を使うので、多くの感覚で覚えることが出来ます
非常に有用な勉強法ですが、周りにひとがいる中で、この勉強法をするのは、なかなか勇気がいるでしょう
独り言をいいながら、なんか身振りしてる変人を受け入れてくれる場所はそうないです
この勉強法がめちゃめちゃ広まれば話は別ですが、この勉強法を実践できるのは自分の部屋ぐらいではないでしょうか
なにかぶつぶつ言いながら、身振り手振りしている変人を受け入れてくれそうな場所を知っている人は教えてください。お願いします。
アウトプット
アウトプットの勉強は、インプットのように多感覚で勉強する必要はありません
それも当然のはずで、アウトプットは基本的に試験本番を想定した中で実践したほうがしたほうがいいので、机で静かにやるほかないです
試験中に歩きまわる人を許してくれる大学はないでしょうからね(笑)
アウトプットは時間を設定して、時間いっぱい考えまくることが大切です
加えて、近くに人がいることが大切です。本番はマジでいろいろなひとがいるので、どんなひとが周りにいても集中し続ける練習をした方がいいです
消しゴム使うときにめちゃめちゃ力入れてて机揺れまくる人とか、貧乏ゆすりがひどい人とか、鼻をかむ頻度高い人とかいろいろな人がいる場所で勉強すると本番は全然動じずに集中することが出来ます
できれば、隣に人がいる環境がいいです。結構、人が多い図書館の自習室とかでないとわざわざ隣に人がいる机に座らないと思うし、座っても不自然だと思いますが、本番はまあまあ近い距離に他人がいるので、慣れた方がいいと思います
おすすめ勉強場所
上の基準をもとに僕のおすすめ勉強場所を紹介します
自分の部屋
ここは、自由度100%で何をしてもいい空間。インプットには最適な場所です。
どんな変な勉強法を実践しようが、家族に変に思われるぐらいですみます
しかし、自分の部屋というのは、誘惑満載のスペースです
ベッドもあるだろうし、人によってはゲーム、漫画など自分の娯楽が満載で、精神力が高くないと勉強に集中できないのがデメリットですね
精神力を鍛えている人は、ベストな勉強場所ではないでしょうか
図書館の自習室
図書館によっても違うと思うんですけど、受験生などの勉強する人が多く集まる図書館であることが重要です
ピアプレッシャーの効果を十分に発揮できますし、いろんな人がいるので、近くに他人がいながら勉強することになれれば、試験の時に周りに迷惑なひとがいても平然と試験に集中できます
しかし、自由な動きが出来ないことがデメリットです。すごい小さい声でなら音読などもできるかもしれませんが、さすがにジェスチャーまで使うことはできません。
ご飯を食べるにしても一度勉強道具を片付けないといけないですから、手間もかかります。ご飯を食べないにしても、席を立つときに勉強道具を放置できない場所もあるので、非常に不便です
アウトプットには最適ですが、インプットなどは別の場所でした方が無難でしょう
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教室
わからないことがあれば、先生に聞きに行くことが出来ますし、周りに残っている意識の高い人がいればいいピアプレッシャーが働きます
また、図書館ほど自由度が低くないので、インプットの勉強も音読や少しのジェスチャーを交えて勉強することができます。
(クラスメイトにどう思われるかは知りませんが、僕の場合は独り言が多いと小言を言われたことがあります笑)
しかし、上にも書いたように周りの人に影響されます。周りのやる気が低いとわかるときはすぐに勉強場所を変えましょう
しかも、友達が質問してくることがあれば、その問題がよほど自分が理解を深めるに値する問題でない限り、時間を損してしまいます。(言い方がきついかもしれませんが、事実です)
(番外編)駅のホーム
基準に挙げたものとは違う理由で選んだのですが、駅のホームは僕が勉強場所に選んでよかったと思っている場所です
勉強のやる気がなくなったり、図書館の閉館時間になった時に、帰ろうとすると絶対に通る場所です
なので、駅のホームを勉強場所に設定しておくと、ここに差し掛かったときに「もう少し勉強して帰ろうかな」と考える余地を与えてあげられました
結構、このおかげで勉強時間をふやすことが出来たと思います
駅のホームでしろとは言いませんが、帰り道に勉強場所を設定しておくことで勉強時間が増えるので、帰り道に勉強できるところがないか探してみてはどうでしょうか
まとめ
ポイント
・インプットとアウトプットで使い分けろ
・一人でやるか集団でやるかでも使いわけろ
・帰り道に勉強場所を作れ
勉強場所を考えて、効率のいい勉強をしましょう