こんにちは、オガケンです。
この記事では、受験生がよく考えてしまう
「いつから勉強すれば間に合うのか?」という疑問に答えます
僕の経歴としては、最後のセンターの判定までE判定だったけれど
京都大学に現役合格した過去をもっています
結構、ギリギリで滑り込んだ形なので
志望校に向けて勉強を始める最低ラインを提示できると思います
部活、恋愛、バイトなどいろいろな経験をする高校時代で
いつから勉強に本格シフトする必要があるのかを
経験談を中心に紹介します!

こんな人に読んでもらいたい
- 進学を希望する高校生
- 何かに打ち込む時期を考えている人
- 京大に合格した経験談が知りたい人
結論
勉強の開始時期について僕がアドバイスすると
こんな記事読まずに
今から勉強始めろ
これで納得した人は、今すぐ記事を閉じて勉強を始めてください
まだ、読んでいる人のために以下でその理由をお話しします
本気でやろうとしたときに始められると思うな
勉強に限らず本気でやるためには「慣れ」が必要です
自分が始めようとしたときにすぐに本気で始められるわけではないんです
僕は高校3年生の6月下旬に部活を引退しました
最大の勉強の障壁となっていた部活が終わったので
ここから勉強をがっつりして点数上げて
大学合格しようと意気込みました
しかし、最初は全くもって勉強できませんでした
勉強する習慣がなかったからです
学校終わったら部活に行って
帰ったら死んだように眠り
朝にたたき起こされ、宿題は写すというのが
自分の中で毎日の習慣だったので
そこからガラリと習慣を変えるには
結構な時間がかかりました
後述しますが、僕がやっと勉強を頑張れるようになったのは夏休みのときです
部活が終わってから約2か月を要しました
このように何かを始めようとしても
その習慣が整っていない状態から
いきなり本気で始めることはできないんです
まずは、自分のやり方を習慣化していくことから入らなければならないので
どこか自分の区切りのいいところで本気で始めようと思っている人は
今からでも徐々に習慣を作ることをおすすめします

今の本気は、1か月後の自分にとって怠慢でしかない
本気で始めることがすぐにはできないということを上で話しましたが
その「本気」というのも程度があり本番が近づくにつれて
自分が自分に求める本気や周りに求められる本気は常に更新されます
これが受験のつらいところです
準備万全で絶対受かるという状態は
いつまでたっても訪れることはないので
「もっと頑張らないと」と自信を鼓舞し
「頑張れ!」と周りに発破をかけられます
なので、自分はそのときの全力で頑張っているつもりでも
1か月後の自分から見ると
「もっと頑張れたな」と絶対思うのです
だからこそ
その本気の更新を多くするためにも
少しでもいいので時間を見つけて
自分のやりたいこと、やらなければいけないことを始める必要があります

何かをするうえで完璧な状態は訪れない
僕は合格こそしましたが
勉強を始めるのを先延ばしにしすぎたと
今でも後悔しています
高校1、2のときは高3になったら勉強始めようと思い
高3になったときは、部活が終わってから始めようと思い
部活が終わったときには「いうてもまだ時間あるやろ」と余裕であまりコミットして頑張っていませんでした
過去の自分に会えるとしたら
「お前合格できると思ってんの?」と脅しますね
どんなタイミングでも言い訳は存在します
受験勉強は後悔の連続なので
自分で言い訳を見つける前に始める方が楽です
人間はやろうかどうか5秒間迷うとやらない理由を探し出すと言われています
なにか迷ったらカウントダウンをすることをおすすめします
3
2
1
立ち上がって、始める
これの繰り返しでやりたくないこともできます
今が一番早い
受験勉強をしてると「もっと勉強しとけばよかったなぁ」と絶対思います
おそらく高1から真剣に勉強してきた人であっても後悔すると思います
でも、過去に戻ることは当然できません
今始めるのが自分にできる最良の選択です
勉強始めてください
まとめ
・習慣を作るのは時間がかかる
・本気は更新される
・言い訳はどのタイミングにもある
・今が最良

僕の体験談
部活が忙しかった高1、高2
僕は高校1、2年は本当に勉強してなかったです
週6日の全体練習と週1の自主練習でほぼ毎日部活でしたから
部活が終わり家に帰るとほぼすぐに意識がなくなり
夏は床、冬はこたつで寝てしまって
深夜にやっと起きて、風呂に入る。
そして、「宿題しないとな」と頭の片隅で思いながら、また寝る
朝は母さんにたたき起こされ
急いで学校に行き、爆速で宿題を仕上げてギリギリ提出
週末や長期休みも大変です
うちの学校は宿題が多いことで有名で
休みのときはしこたま宿題が出ます
毎日部活をしながら、その宿題をこなすわけですから
正攻法で終わらせることははっきり言ってできません
答えを見たとわからないように誤答を交えながら写すのはもちろんのこと
部活の仲間と分業して、それぞれの科目を担当し、仕上げたものを写すなんてこともしました
今考えると本当に宿題って意味ないなーと思いますね(笑)
家庭学習もさることながら
授業でも勉強に集中しているわけではありません
予習復習はめっちゃおろそかで、あてられないことを祈り
それだけならまだいいのですが
そんなに良質な睡眠がとれているわけではない(床で寝てますから)ので
トップクラスの居眠り野郎でした
そんな毎日ですから、学力が上がるはずもなく
点数はまったく伸びませんでした
高3の4~6月 意識はあるが行動はない
高校3年生となり、「そろそろ受験勉強しないとな」という意識がありながらも
まだまだ部活に没頭していました
インハイや国体に出場するのを目標に頑張っていましたから
高3になったといえども、勉強時間はあまり増えていなかったですし
部活が最優先だった気がします
6月下旬 部活引退
最後の県大会で結果が出せなかった僕は
かろうじて出場できた九州大会を最後に引退
最後のレースの後はトラックの荷台で泣いてました
もう高校生活で成果を出せるのは、勉強しかないと決心して
勉強に望みました
7,8月 決心したはずが
今まで、集中して勉強していなかったつけが回ってきました
勉強に全然集中できません
部活引退した後の決心はどこへやら、まだ授業中寝てましたね
(部活関係なかったみたい)
部活の仲間でインターハイに出場を決めた連中はまだ練習してるし
本当の意味でやる気は出てなかったです。
駅の近くにある図書室に通ってはいましたが
眠気に勝てず、ほとんどの時間ぼーっとしてました
8月中旬 インターハイ
ココが僕の転機だったと思います
部活の仲間がインターハイに出て、2位とっちゃたんですよね
バカ悔しかったです
メダルをかけてうれしそうにしている仲間の写真を見て
「なんで自分はそこにいないんだろう」と悔しくてたまらなかったです
自分には何ができるんだと考えなおしました
部活の結果で何も貢献できなかった俺は何で貢献出来るんだと
勉強しかないと思いました
部員がいい大学に入れば、次の年の新入生を勧誘するときに
「うちの部活は勉強もおろそかにしない」って宣伝できますよね
いい大学に入る
それこそが自分にできる最後のことなんだと思いなおした瞬間でしたね
夏休み終わり
自分の学力をあげるために過去問や自分で買った参考書をやっていたら
また宿題を残してしまう羽目になり、結局半分ぐらいは答えを写してやったと思います
本当に宿題の意味の無さを主張したい
話がぶれましたが、夏休み終わりからは真面目でしたね
授業もちゃんと受けるし、学校が終わると図書室に行って勉強をしていました
化学の先生に「最近、寝なくなりましたね」と言われるぐらいでした
(この次の授業では寝てしまうわけですが(笑))
ここからは勉強にフルコミットしました
上で言った通り、毎日自分の本気が更新されていって、苦しくはありましたが最終的に合格できたので良かったです
僕が勉強を本気で始めたのは「8月12日」です